こんにちは、サンワーク本店です。
作業服を日頃扱っているのですが、いつも疑問に思っていたことがあるのです・・・。
それは
防風素材ってどうなの?暖かいの?
という疑問です。
秋冬商品で毎年出ている薄手の防風素材のジャケット。
こんなに薄いけど風を防ぐだけで暖かいのかなぁ・・・。
見た目はカッコイイの多いし商品自体は軽いし、でもモコモコの物の方が暖かいのでは?
そんな疑問を解消できるように実験してみました!
今回は、防風素材を使用した商品と起毛素材を使用した見るからに暖かそうな商品で比べてみます!
【防風機能有】 桑和 7174-00
最初は防風素材を使用したこちらの商品から!
過去の記事でも紹介しております2020AWの新商品です。
まずは部屋の温度を冷房にし、出せる最低温度の18℃に設定!
さらに扇風機を設置!(業務用)
そしてこう!!(強)
タイマーを設置!(5分)
あとはひたすら耐えます!
で、どうだったのか。
寒い、寒い、やっぱり普通に寒いです。
でも防風素材を使用している為胴体部分には風が入ってこず、熱を奪われる感じはありません。
入ってくるのは袖口の隙間!
アジャスターが付いているのでこちらをしっかり締めて・・・
手首からの冷風はシャットアウト!
あれ?でもまだ冷たい空気が中に来るぞ??と思ったら首元!
首周りにゆとりがある分フードを被っていても風が中に入り込んできていました。
なのでこちらもフードに付いているコードをしっかり締めちゃいます!
おぉ~風が入ってこない!!
唯一外に出ている顔が少し寒いくらいです。
手もポケットに入れちゃえばーノープロブレム!
作業中はできませんが・・・笑。
ちなみにポケット内側はフリースっぽくなっているので暖かい。
風に5分あたる前と当たった後の体温の変化ですが、
2ヵ所とも体温が下がってはいますが、少しだけでした。
最初「寒いッ」と思ったのですが、だんだん寒さを感じなくなりました。
(寒すぎて感覚がおかしくなったわけではありません!)
もちろん顔は寒いのですが、それ以外に風が当たらない為、自分の体温で段々暖かくなりました。
結果、「寒くない」
今回は18℃の室温で業務用扇風機を強にした状態で5分、という短い間だったので
なんとも言えない所はありますが、想定していたより全然暖かかったです。
そして非常に軽く、動きやすく、フードもあるので耳が冷たい時やもっと防風性を高めたいときにもありがたいものでした。
強いて言えば、秋ごろに使うのが最適な薄さで内側も起毛にはなっていないので今の時期に使うにはちょっと厳しい商品です。
ですが、防風性は確かだったのでインナーに自分の体温を逃がさずしっかり暖められるものを着用して頂ければ凄く身軽に動ける商品だと感じました。
そして次はこちらの商品!!
【防風機能無】 藤和 5236
個人的にお気に入りのモコモコ防寒ジャケット!
発売されてからずっと気になっていたんです・・・「暖かそう!」と・・・。
なのでこちらでも検証してみました!
やり方はさっきと同様・・・・
ブーンと風を当て続けました。
モコモコで肌触りもよく、着た瞬間はめちゃめちゃ暖かかったこちらの商品。
首はファスナーを上げればしっかりと首を包み込み暖かい・・・。
手首はリブ袖になっているので風が入りにくくとても良い!
で、でも・・・・風がめちゃめちゃ体の中に入ってくる!!!
結果、「寒い」
まるで服に細かい穴が空いているような感じ!!
扇風機を回し始めてすぐ、あ、これはやばい、寒いぞ。となりました。
防風とはこういう事だったのか!とはっきり認識。
春先や初秋にオススメの商品です。
風が無い時期や、室内で使用するのであれば暖かいのは恐らくこちらのモコモコ防寒着でした。
風が吹いている現場ではちょっと厳しいかも・・・。
インナーで暖かさが左右されそうです。インナーに防風機能付きを着るとベストかも!!
ちなみにこちらの体温の変化はこんな感じ。
やはり、胴体の方は風が全体に入ってきてしまう為下がったような感じですね!
手首はリブのおかげで急激に下がるような事が無かったのかな、という印象です。
まとめ
防風ってどうなの?って思ってた方にも少しは伝わりましたでしょうか?
防風機能、結構ありがたいですね。
薄手なのに人気な理由が良く分かりました。
デザイン性も高いものが多いので作業服にこだわらず、アウトドアやスポーツ、私服のアウターとしても使用できます!
防寒着は自分の目的に合わせて選んでいただければと思います!!