作業用品の疑問

【熱中症対策に!】意外と知られていないアイスベストって一体なんだ?

こんにちは!サンワーク本店です。
皆さん、”熱中症対策”は万全ですか?

今回は空調服の陰に隠れてあまり知られていない熱中症対策ウェアの1つ
アイスベストについてご紹介していきます!

熱中症って?

熱中症とは、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のこと。

引用:https://www.ajha.or.jp/guide/23.html

重症ともなると”意識障害、けいれん、手足の運動障害”などの症状が起き、入院して集中治療の必要性があります。場合によっては死亡する危険性もある怖い病気です。

本格的な夏を迎える前に万全の熱中症対策が必要ということですね!

熱中症対策ウェアとして近年「空調服」が話題になっていますが、ウェア・ファン・バッテリーを揃えるとなると約1万円…。と意外と高く手が出せていない方もいるのではないでしょうか?また、空調服を使いたくても使えない現場の方も多くいらっしゃると思います。

そんな方に使用していただきたいのが、これから紹介するアイスベスト!!

アイスベストとは?

そもそもアイスベストって何?と思っている方も多いと思います。

アイスベストの正体はコレです!ジャジャーン!!

写真の商品(80056)は保冷剤のポケットが3つ付いています

アイスベストとは、保冷剤を入れるポケットがついており、保冷剤を入れることで一定時間冷却効果が保てるメッシュ生地のベストのことです!

脇と背中の静脈部分にポケットが付いているので、ピンポイントで冷やします。

また、体にフィットするようバックルがついており、細かいサイズ調整が可能です。

コンプレッションインナーの上にアイスベスト、さらに空調服を着用することでさらに効果がアップします!

コンプレッションインナー+アイスベスト+空調服の着用例はこんな感じ

アイスベストをそのまま素肌に装着すると、保冷剤の温度で低温火傷をしてしまうので、必ずコンプレッションインナーやTシャツの上に着用してください。

アイスベストの特徴

当店で人気のアイスベストを用いて特徴を紹介していきます!

メーカー 桑和(SOWA)
品番 80056
素材 ポリエステル92%・ポリウレタン8%
セット内容 ベスト×1、保冷剤×3
保冷剤の持続時間 最大5時間(環境温度30度)
保冷剤を冷やす時間 10時間以上
保冷剤単品 13003

こちらの商品は消臭加工+脇にデオドラントテープが付いているので不快なニオイをダブルで軽減してくれます。

また、2ヶ所の調整アジャスターでフィット感がアップ

余ったベルトを収納できるループ付きなので邪魔になりません。

背中に1箇所、両脇に1箇所ずつ計3箇所に保冷剤ポケットが付いています。

サイズは”F”と”3L”の2展開です。

実際に着用して作業を行った比較と感想

先ほど紹介した桑和(80056)と

もう1つの人気品番アイトス(865948)を実際に着用して作業をしてみました!

まず初めにアイトス(865948)のスペック紹介から

メーカー アイトス(AITOZ)
品番 AZ-865948
素材 メッシュ生地:ナイロン83%・ポリウレタン17%
バインダーテープ:ポリエステル85%・ポリウレタン15%
セット内容 ベスト×1、保冷剤×4
保冷剤の持続時間 最大6時間(環境温度30度)
保冷剤を冷やす時間 8時間以上
保冷剤単品 AZ-865933

2つのスペックの違いを分かりやすく表にまとめてみました

桑和
(80056)
アイトス
(865948)
保冷剤・保冷剤ポケット 3つ 4つ
バックル 2つ 1つ
保冷剤持続時間 最大5時間 最大6時間
保冷剤を冷やす時間 10時間以上 8時間以上
サイズ展開 F・3L F・S・LL

2つの比較結果

【背中の冷たさ】

・背中に2つ保冷剤ポケットがついている”アイトス”のほうがの冷たさを感じた

【脇の冷たさ】

・バックルが2つついている”桑和”のほうが身体によりフィットし冷たさを感じた

【保冷剤持続時間】

同じ暑さで使用したが、持続時間はそこまで大差がなかった

2つを着用した感想

着用してみて最初に思ったのは、

背中がヒンヤリ冷たくて気持ちいい!そして思ったより重たくない!です。

2時間半ほど作業をしていたら保冷剤は完全に溶けてしまいましたが、

保冷剤が溶けた後もヒンヤリ感は持続し汗をかくことはなかったです。

保冷剤がかさばり動きにくさを感じるかなと思いましたが、

作業をしていても動きにくさを感じることはなかったです。

また、バックルで細かい調整ができるのも良かったです。

保冷剤4つのほうが絶対冷たいだろうなあ…と着用する前は思っていましたが持続時間等もそこまで違いがなく、価格もほとんど変わらないのでカラーリングで選んでもいいと思います。

1日使用するとなると保冷剤の替えがいるので保冷剤を別でもう1セット購入したほうがいいかなと思いました。

アイスベストのおすすめ利用シーン

アイスベストってどこで使えばいいの?そんなお声にお応えします!

おすすめなのは…

  • 建設・建築現場などの炎天下での屋外で行う仕事
  • 倉庫や運送作業など長時間動きっぱなしの仕事
  • 粉塵が多い環境や食品工場など空調服が使えない現場

その他にも

  • ライブやスポーツ観戦などのレジャー
  • ウォーキングやランニングなど体を動かす際

にもおすすめです!

様々な現場での着用事例

まとめ

アイスベストの良さが伝わりましたでしょうか??

この記事を書くにあたって初めて実際に着用してみましたが、思ったよりも冷たさを感じ熱中症対策にも効果がありそうと思ったので自腹で購入しました(笑)

今の時期マスクをしながら外で作業やスポーツをするとほんとに倒れそうになるので、アイスベストを着用し、水分をこまめにとって熱中症にならないように気をつけようと思います!

空調服よりも幅広い用途で使用でき、価格面でも手軽なので気になった方はぜひ購入を検討してみてください!

では次回の記事でお会いしましょう~

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