作業用品の疑問

ヒートベストのバッテリーはメーカーごと違う?スペックや互換性をまとめてみた

こんにちは!サンワーク本店です。
前回の記事ではヒートベストの種類ごとにいろいろ比較しましたね。
今回はヒーターベストを動かす基であるバッテリーに着目してみました!
前回の検証で使用したバッテリーを比較していきます。

メーカーごとのバッテリー情報

1.自重堂(品番:FG10000 付属バッテリー)

サイズ ・高さ90.5mm×幅63mm×奥行22.5mm
重量 ・約175g
電池容量 ・5V 10,000mAh
リチウムイオン
バッテリー
・DC5V/6,500mAh
入力 ・DC5V 2.1A
出力 ・DC5V 2.4A(ポート×2個口)
充電時間 ・約6時間(出力:DC5V 2.0Aアダプター使用時)
こちらのバッテリーが使えるヒートベストはこちら!

2.アイトス(品番:AZ-8308 付属バッテリー)

寸法 ・高さ145mm×幅136mm×奥行70mm
重量 ・約193g
容量 ・5V/10,000mAh/2A
入力 ・MicroUSB Type-B 5V-2A
・Type-C 5V-2A
出力 ・USB1/2 5V-2.1A
・TypeC 5V-2.1A
充電時間 ・5時間(2A)
充電回数 ・約500回
こちらのバッテリーが使えるヒートベストはこちら!

3.桑和(品番:17005)

サイズ ・97mm×64mm×25mm
重量 ・約180g
電池容量 ・5V 10,000mAh
充電式
リチウムポリマー電池
・DC3.7V/10,000mAh
定格入力 ・DC5V 2.0A
定格出力 ・DC5V 2.0A(最大合計2.0A) 6400mAh
充電時間 ・約6時間(DC5V/2A以上使用時)
繰り返し充電回数 ・約300回
こちらのバッテリーが使えるヒートベストはこちら!

4.アイズフロンティア(品番:LX-3350BA)

寸法 ・約52mm×23mm×73mm
重量 ・約124g(バッテリー1個)
容量 ・3350mAh(24.32Wh)
入力電圧 ・DC8.4V 1500mA Type-C 5V-2A
出力電圧 ・HIGHモード:8V
・LOWモード :6V
充電時間 ・約3時間
充電回数 ・約500回
こちらのバッテリーが使えるヒートベストはこちら!(ヒートユニットは別売り)

5.クロダルマ(品番:KS-40)

寸法 ・高さ23mm×幅56mm×奥行99mm
重量 ・約136g
容量 ・DC7.26V/3,200mAh
定格入力 ・DC8.4V/1,500mA
定格出力 ・7.2V
・6.5V
・5.8V
・5.0V
充電時間 ・約3時間~3.5時間
充電回数 ・約500回
こちらのバッテリーが使えるヒートベストはこちら!(ヒートユニットは別売り)

6.ジーベック(品番:168)

寸法 ・高さ91mm×幅63mm×厚さ23mm
重量 ・約185g
容量 ・10,000mAh
入力電圧 ・DC 5V/2A(MAX)
出力電圧 ・DC 5V/2.1A(MAX)
充電時間 ・約6時間(2A使用時)
充電回数 ・約300回
こちらのバッテリーが使えるヒートベストはこちら!

互換性一覧

いろんなメーカーのヒートベスト対応バッテリーを紹介しましたが、「空調服にも使えるのか」「ヒートベストに市販のモバイルバッテリーは使えるのか」といった疑問があるかと思います。
そこでメーカーごとにまとめてみました!

メーカーバッテリー編

・バッテリーはヒートベストに使えるか
・ヒートベストのバッテリーは空調服にも使えるか
故障など問題無く使用可能
空調服でも使えるが、容量が空調服用よりも劣る
× 使用不可
(ファンとバッテリーを繋ぐケーブルの差し口が無い)

ヒートベストと空調服の互換性には、
①.ヒートベスト用バッテリーを空調服に使う
②.空調服用バッテリーをヒートベストに使う
の2パターンがありますが今回は①の方を紹介しています!

①の場合:空調服用よりも容量が少なく、バッテリー持ちが短い

②の場合空調服用は電圧が高いモードもあり、それを使うと故障の原因になる

市販のモバイルバッテリー編

市販のモバイルバッテリーはヒートベストに使えるか
故障など問題無く使用可能
(メーカーが定める電圧・電流の規定は守ること)
市販も使えるが、規定を守っても動作しない場合あり
(極力メーカー推奨バッテリーを使うこと)
× 使用不可

は市販も使用できるけど、物によっては動かない場合があることを忘れずに!
メーカーが販売しているバッテリーを使用するのが、ヒートベストを故障させず長持ちさせることにも繋がります

メーカー推奨と市販品の違いは?

メーカー推奨バッテリーと市販のモバイルバッテリーに性能に違いがあるのか検証してみました!

市販のモバイルバッテリー対応のヒートベストを使用

スペック比較
市販 メーカー
サイズ 高さ95.8mm×幅63mm×厚さ26mm 高さ91mm×幅63mm×厚さ23mm
重さ 約211g 約185g
容量 10,000mAh 3.7V(37Wh)
6,500mAh 5V
10,000mAh
充電時間 約6時間 約6時間(2A使用時)

ほぼ同スペックの市販品を用意しました!
サイズもほとんど変わりません。

検証内容

ヒートベストを「強」にした状態でバッテリーが何時間持つか


この商品は約2時間で一度電源が切れるため、
約2時間ごとにバッテリーの再起動が必要です。

果たして結果は・・・!?

結果

市販約4時間(約2時間+約2時間)
メーカー約4時間30分(約2時間+約2時間+約30分)

メーカー推奨バッテリーの方が長持ちでした!
注意点でも紹介した通り、本当に約2時間ごとに電源がオフになりました。
なので結果も2通りの表記にしています。
ほぼ同スペックなので時間に差は出ないと予想していましたが、30分も違うとは驚きました。

より長時間使うために市販の大容量バッテリーを使おうと考えてる方は注意点があります!(※検証で使用したヒートベストの場合)

電圧は5V、電流は2Aまたは2.1Aのモバイルバッテリーを使用すること
(規定以上の電圧・電流が流れると故障の原因になります)

モバイルバッテリーはPSEマークが付いた物を使用すること
(電気製品に漏電などの危険がないといった安全基準をクリアした物)

目印となるPSEマークはこれ!

 

バッテリーがポケットに入る大きさであること
(当店調べ:高さ約14cm×横約9cm×厚み約4.5cm)

以上の3点を守って安全に使用しましょう!

まとめ

いかがでしたか?
バッテリーといっても各メーカーごとに違いがありましたね!
今回の記事で違いや互換性が分かっていただければ幸いです。
では次回の記事もお楽しみに!

前回の記事はこちら!
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