検証

夏に快適なパンツスタイルはどっち!?

涼しく快適に作業がしたい!

上半身の涼しさは空調機能付き作業服を着ることで確保できますが、下半身はまだバリエーションが少なく、どうしても暑さを感じがちです。

そこで今回は下半身のコーディネートに注目し、半ズボン+レッグカバーと長ズボンではどちらが涼しいのか検証してみました。

接触冷感や吸汗速乾機能とは?

今回比べる商品には、接触冷感や吸汗・速乾機能があります。
言葉の並びで意味はイメージできますが、仕組みまでは知らなかったので調べてみました。

接触冷感

接触冷感は物に触った際に、冷たさを感じることをいいます。
その仕組みは、熱伝導にあります。熱は高温から低温に運ばれていきます。
接触冷感素材に触ることで人の熱が奪われ冷たいと感じる仕組みだそうです。

吸汗速乾

吸汗速乾は汗をすばやく吸収してすばやく発散する機能のことをいいます。
これにより、夏場の暑さやスポーツで汗をかいても、衣類の中がサラサラと快適の状態を保つことができます。

運動して着心地を検証

実際に運動してどちらが涼しいか比べてみました。
外はいい天気で気温は30℃を超えていました。
約600mを走りました。

今回着用した商品はこちら!

長ズボン

桑和のカーゴパンツ 198

こちらは吸汗速乾機能あり。

素材はポリエステル65%・綿35%です。
ポリエステルの通気性と速乾性に優れた特徴と綿の着心地の良さのバランスが取れた混率になっています!

着用時の感想・・・生地が薄いから風当たりが良く、熱がこもりにくい

半ズボン+レッグカバー

自重堂  ハーフパンツ:75112  レッグカバー:75139

こちらはレッグカバーに接触冷感と吸汗速乾機能あり。

素材はどちらともポリエステル90%・ポリウレタン10%です。
ポリエステルは丈夫で熱や摩擦に強いという特徴があります。
ポリウレタンが2~3%混紡するだけで、十分伸縮性のある衣類になります。

着用時の感想・・・着るのが長ズボンより少し手間だけど、レッグカバーの接触冷感が効果ありで涼しい

着用時の感じでは半ズボン+レッグカバーの方が一歩リードしてます。

果たして結果は・・・?

走って汗をかいた後の着心地をまとめてみました。

まずは長ズボンの感想から。

  • ベタつき感が強い
  • 吸汗速乾性は少し感じた
  • 中のムレはあったが、風通しは良かった

続いて半ズボン+レッグカバーの感想。

  • ベタつきは感じなかった
  • 接触冷感があったから快適
  • レッグカバーを脱いだ後は少し肌がベタベタした


結果的に半ズボン+レッグカバーの方が快適でした。

長ズボンよりも生地が薄いのが、このコーデの強みだと思いました。
長ズボンで特に気になった、膝裏のムレを感じなかったです。
走っていてもレッグカバーがずり落ちてくることはなかったです!

まとめ

比べてみた結果、半ズボン+レッグカバーの方がより涼しいこと分かりました!

この組み合わせですが、現場によっては安全上の理由などで認められていない可能性もあるので注意が必要です。

コーディネートを工夫して、暑い季節を乗り切りましょう!
次回は安全靴のJIS規格とJSAAの違いについてお届けしたいと思います。
お楽しみに!

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サンワーク本店
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